*13:58JST オービーシステム Research Memo(8):2025年3月期は1株当たり75.0円と普通配当で15.0円の増配
■株主還元策
オービーシステム<5576>は株主への利益還元を経営の重要課題の1つと位置付けている。経営体質の強化と今後の事業展開に必要な内部留保の充実を勘案したうえで、継続的かつ安定的な利益還元を行うことを基本方針としている。同社は上場前の2022年11月に普通株式1株につき20株の株式分割を実施した。2024年3月期においては、2023年7月に1株当たり配当金を前期比10.0円増配の60.0円予想とするとともに、これまでの年1回期末配当を中間配当(25.0円)、期末配当(35.0円)の年2回実施することとした。その後、同年9月には堅調な業績を背景に、中間・期末配当にそれぞれ5.0円ずつ上場記念配当を上乗せし、年70.0円の配当を決定した。これにより配当性向は36.3%となった。
2025年3月期は1株当たり75円と普通配当で15.0円増配する計画だ。中間配当で35.0円、期末配当で40.0円を配当し、配当性向は36.0%となる見込みである。同社では、配当性向30%以上を目途とするが、中長期的な業績や財務状況、投資計画の状況を考慮し、さらに利益還元していきたいと考えている。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 松本章弘)
<SO>
オービーシステム<5576>は株主への利益還元を経営の重要課題の1つと位置付けている。経営体質の強化と今後の事業展開に必要な内部留保の充実を勘案したうえで、継続的かつ安定的な利益還元を行うことを基本方針としている。同社は上場前の2022年11月に普通株式1株につき20株の株式分割を実施した。2024年3月期においては、2023年7月に1株当たり配当金を前期比10.0円増配の60.0円予想とするとともに、これまでの年1回期末配当を中間配当(25.0円)、期末配当(35.0円)の年2回実施することとした。その後、同年9月には堅調な業績を背景に、中間・期末配当にそれぞれ5.0円ずつ上場記念配当を上乗せし、年70.0円の配当を決定した。これにより配当性向は36.3%となった。
2025年3月期は1株当たり75円と普通配当で15.0円増配する計画だ。中間配当で35.0円、期末配当で40.0円を配当し、配当性向は36.0%となる見込みである。同社では、配当性向30%以上を目途とするが、中長期的な業績や財務状況、投資計画の状況を考慮し、さらに利益還元していきたいと考えている。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 松本章弘)
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