セーラー広告が急伸、前期の決算開示でいったん悪材料出尽くしとの受け止め

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2024/07/25 09:19
 セーラー広告<2156.T>が急伸。24日の取引終了後、24年3月期の連結決算発表にあわせ、25年3月期の業績予想を開示した。今期の経常利益は前期比3.5倍の2億2000万円を見込む。同社は従業員による不正取引の疑いが発覚したことに伴う調査と追加の監査手続きの発生により、24年3月期の決算開示が期末後50日を超えることとなった。今回の開示を受けて、いったん悪材料出尽くしと受け止めた買いが入ったようだ。

 25年3月期の総売上高は前期比3.6%増の79億円となる見通し。人流活発化やインバウンド需要の回復、企業業績の回復に伴うプロモーション活動の活発化を見込む。年間配当予想は前期と同額の6円とした。24年3月期の総売上高は前の期比0.8%増の76億2500万円、経常利益は同66.6%減の6200万円だった。

出所:MINKABU PRESS
配信元: みんかぶ

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