オフィスをスタートアップ企業の実証実験の場・ショールームへ
住友不動産株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:仁島 浩順)は、周辺アカデミアや交通利便性の良い立地特性を活かし、ディープテック企業が集積する場として「住友不動産飯田橋ビル(東京都文京区後楽二丁目3-21)」内に、新たなインキュベーションオフィス「GROWTH文京飯田橋」を2024年6月3日に開業いたします。
本施設には、文京区のほか、東京大学協創プラットフォーム開発株式会社、早稲田大学アントレプレナーシップセンター、東京理科大インベストメント・マネジメント株式会社などが参画し、当社をハブとして大学発のディープテック・技術系スタートアップ企業や大企業、ベンチャーキャピタル、行政機関、教育機関といった産・学・公の各担い手が連携することでさらなるイノベーションを推進してまいります。
「GROWTH文京飯田橋」の開業に際して、同日、文京区と住友不動産株式会社における連携協定を締結しました。本協定により、文京区と当社は「GROWTH文京飯田橋」を拠点とした幅広い業界間の交流を促進し、イノベーションを創発することで、文京区における地域経済の活性化及びスタートアップ・エコシステムの持続的な発展を図ってまいります。
スタートアップ企業のサービスを実装する意義
「GROWTH文京飯田橋」では、入居するスタートアップ企業が提供する製品・サービスをフロア内に実装しております。本施設に入居する企業の多くは、教育機関等での研究をベースとしたディープテック・スタートアップであり、技術の製品化やさらなる技術開発のためにはデータの蓄積が重要です。本施設では、スタートアップ企業の製品・サービスを実装することで、その有用性や技術的課題を実証データを基に分析することが可能です。加えて、ディープテック・スタートアップは科学技術を用いた前例のない製品・サービスを提供しているため、実物を用いてのリアルな商談を通じた営業が有効です。スタートアップ企業が入居するオフィスに製品・サービスを実装することで、自らのオフィスを「ショールーム化」することができ、企業成長に欠かせない資金を費やさずとも営業拠点を確保できます。
実装するサービス
(1)エイターリンク株式会社
ワイヤレス給電機能を備えた「AirPlug(TM)」を本施設内に導入し、空調設備の効率化を実現します。その後、住友不動産が保有する他のGROWTH施設や既存オフィスビル等への導入を検討していきます。また、エイターリンク社のワイヤレス給電技術をデファクトスタンダード化し、新たな事業創出に繋げるための実証実験なども実施していく予定です。※ AirPlug(TM)は、エイターリンク株式会社の登録商標です。
(2)デイブレイク株式会社
特殊冷凍テクノロジーを活用したソリューション事業を展開するデイブレイク社は、最もおいしい瞬間をとじこめたこだわりの米と具材を使用した無添加おにぎり専門店の第一号実証実験店舗を本施設内にオープンしました。世界中でニーズが高まる日本食の冷凍輸出に向けて、実証実験による課題の早期発見はもちろん、オフィススペース等の提供などの支援を検討していきます。
(3)株式会社Spacewasp
あらゆる産業から排出されている植物ゴミを原料とした素材から、3Dプリンター等で什器や建材等の内装空間を製造する技術を有するSpacewasp社の製品を、本施設内に設置いたします。今後、他のGROWTH施設への什器設置も進めることで、サプライチェーンの構築を支援し、カーボンクレジットなど同社の新規事業創出に繋げていきます。
GROWTH文京飯田橋の特長
今回開業する「GROWTH文京飯田橋」の特長としては、周辺教育機関の充実度が挙げられます。文京区には東京大学を始めとする大学が17校あり、当施設の周辺には早稲田大学や東京理科大学といった教育機関も集積しております。実際、本施設の入居企業は各大学から誕生した、あるいは各大学と連携しているスタートアップ企業が大半を占めています。加えて、JR・地下鉄の計5路線が乗り入れる「飯田橋」駅からも近いことから、ビジネスの面でも有利な立地です。
また、本施設に関わるスタートアップの内、約8割がディープテック分野のスタートアップです。ディープテック・スタートアップは日本や世界全体で対処すべき社会問題の解決に資する革新的な技術を持っており、科学産業立国として日本が再び国際競争力を取り戻すために、国内ディープテック・スタートアップの成長には欠かせないと考えられています。
日本のディープテックに関する成長を加速させるには、「研究」と「ビジネス」の乖離を埋めることが必要であり、大企業とスタートアップが共創する「オープンイノベーション」をはじめ、大学と企業が手を組み、共同事業や共同研究の機会を創出することは非常に重要であると言えます。「GROWTH文京飯田橋」では、周辺の大学などと連携しながらこれまで培ってきたノウハウやネットワークを相互に共有することで、「研究」と「ビジネス」の融合を目指してまいります。
加えて、技術開発や量産化には多額の設備投資が必要であり、この「死の谷」ともいえる障壁を乗り越えるためにも資金力のある大企業との連携が1つの鍵になります。本施設に入居するスタートアップ企業と、ベンチャーキャピタルや金融機関、大企業との交流を促進することでスタートアップ企業の成長に不可欠な資金調達や販路の拡大を後押ししてまいります。
「GROWTH文京飯田橋」と連携する教育機関(2024年6月時点)
物件概要
GROWTHシリーズについて
自社運営のビル230棟超に加え、東京都心各所で進める再開発エリア内にビルを多数保有する当社は、将来的に開発で解体予定のビルを暫定利用するなどして「GROWTH」シリーズを展開しております。 これにより、転貸型のシェアオフィスよりも価格競争力が強く、スタートアップフレンドリーなオフィスを提供することが可能となりました。東京都心に10施設、京都と大阪に2施設の合計12施設(予定含む)を開業・運営しており好評を博しています。今後も施設数を増やしながら、既存施設での継続的なサポートにより、最終的には400社超のスタートアップ企業の入居が見込まれます。
<本件に関する報道関係者お問い合わせ先>
住友不動産株式会社 広報部 TEL:03-3346-1042
<ご入居に関するお問い合わせ先>
住友不動産株式会社 ビル事業本部 グロースサポート事業部
MAIL:growthsupport@j.sumitomo-rd.co.jp
住友不動産株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:仁島 浩順)は、周辺アカデミアや交通利便性の良い立地特性を活かし、ディープテック企業が集積する場として「住友不動産飯田橋ビル(東京都文京区後楽二丁目3-21)」内に、新たなインキュベーションオフィス「GROWTH文京飯田橋」を2024年6月3日に開業いたします。
本施設には、文京区のほか、東京大学協創プラットフォーム開発株式会社、早稲田大学アントレプレナーシップセンター、東京理科大インベストメント・マネジメント株式会社などが参画し、当社をハブとして大学発のディープテック・技術系スタートアップ企業や大企業、ベンチャーキャピタル、行政機関、教育機関といった産・学・公の各担い手が連携することでさらなるイノベーションを推進してまいります。
「GROWTH文京飯田橋」の開業に際して、同日、文京区と住友不動産株式会社における連携協定を締結しました。本協定により、文京区と当社は「GROWTH文京飯田橋」を拠点とした幅広い業界間の交流を促進し、イノベーションを創発することで、文京区における地域経済の活性化及びスタートアップ・エコシステムの持続的な発展を図ってまいります。
スタートアップ企業のサービスを実装する意義
「GROWTH文京飯田橋」では、入居するスタートアップ企業が提供する製品・サービスをフロア内に実装しております。本施設に入居する企業の多くは、教育機関等での研究をベースとしたディープテック・スタートアップであり、技術の製品化やさらなる技術開発のためにはデータの蓄積が重要です。本施設では、スタートアップ企業の製品・サービスを実装することで、その有用性や技術的課題を実証データを基に分析することが可能です。加えて、ディープテック・スタートアップは科学技術を用いた前例のない製品・サービスを提供しているため、実物を用いてのリアルな商談を通じた営業が有効です。スタートアップ企業が入居するオフィスに製品・サービスを実装することで、自らのオフィスを「ショールーム化」することができ、企業成長に欠かせない資金を費やさずとも営業拠点を確保できます。
実装するサービス
(1)エイターリンク株式会社
ワイヤレス給電機能を備えた「AirPlug(TM)」を本施設内に導入し、空調設備の効率化を実現します。その後、住友不動産が保有する他のGROWTH施設や既存オフィスビル等への導入を検討していきます。また、エイターリンク社のワイヤレス給電技術をデファクトスタンダード化し、新たな事業創出に繋げるための実証実験なども実施していく予定です。※ AirPlug(TM)は、エイターリンク株式会社の登録商標です。
(2)デイブレイク株式会社
特殊冷凍テクノロジーを活用したソリューション事業を展開するデイブレイク社は、最もおいしい瞬間をとじこめたこだわりの米と具材を使用した無添加おにぎり専門店の第一号実証実験店舗を本施設内にオープンしました。世界中でニーズが高まる日本食の冷凍輸出に向けて、実証実験による課題の早期発見はもちろん、オフィススペース等の提供などの支援を検討していきます。
(3)株式会社Spacewasp
あらゆる産業から排出されている植物ゴミを原料とした素材から、3Dプリンター等で什器や建材等の内装空間を製造する技術を有するSpacewasp社の製品を、本施設内に設置いたします。今後、他のGROWTH施設への什器設置も進めることで、サプライチェーンの構築を支援し、カーボンクレジットなど同社の新規事業創出に繋げていきます。
GROWTH文京飯田橋の特長
今回開業する「GROWTH文京飯田橋」の特長としては、周辺教育機関の充実度が挙げられます。文京区には東京大学を始めとする大学が17校あり、当施設の周辺には早稲田大学や東京理科大学といった教育機関も集積しております。実際、本施設の入居企業は各大学から誕生した、あるいは各大学と連携しているスタートアップ企業が大半を占めています。加えて、JR・地下鉄の計5路線が乗り入れる「飯田橋」駅からも近いことから、ビジネスの面でも有利な立地です。
また、本施設に関わるスタートアップの内、約8割がディープテック分野のスタートアップです。ディープテック・スタートアップは日本や世界全体で対処すべき社会問題の解決に資する革新的な技術を持っており、科学産業立国として日本が再び国際競争力を取り戻すために、国内ディープテック・スタートアップの成長には欠かせないと考えられています。
日本のディープテックに関する成長を加速させるには、「研究」と「ビジネス」の乖離を埋めることが必要であり、大企業とスタートアップが共創する「オープンイノベーション」をはじめ、大学と企業が手を組み、共同事業や共同研究の機会を創出することは非常に重要であると言えます。「GROWTH文京飯田橋」では、周辺の大学などと連携しながらこれまで培ってきたノウハウやネットワークを相互に共有することで、「研究」と「ビジネス」の融合を目指してまいります。
加えて、技術開発や量産化には多額の設備投資が必要であり、この「死の谷」ともいえる障壁を乗り越えるためにも資金力のある大企業との連携が1つの鍵になります。本施設に入居するスタートアップ企業と、ベンチャーキャピタルや金融機関、大企業との交流を促進することでスタートアップ企業の成長に不可欠な資金調達や販路の拡大を後押ししてまいります。
「GROWTH文京飯田橋」と連携する教育機関(2024年6月時点)
物件概要
GROWTHシリーズについて
自社運営のビル230棟超に加え、東京都心各所で進める再開発エリア内にビルを多数保有する当社は、将来的に開発で解体予定のビルを暫定利用するなどして「GROWTH」シリーズを展開しております。 これにより、転貸型のシェアオフィスよりも価格競争力が強く、スタートアップフレンドリーなオフィスを提供することが可能となりました。東京都心に10施設、京都と大阪に2施設の合計12施設(予定含む)を開業・運営しており好評を博しています。今後も施設数を増やしながら、既存施設での継続的なサポートにより、最終的には400社超のスタートアップ企業の入居が見込まれます。
<本件に関する報道関係者お問い合わせ先>
住友不動産株式会社 広報部 TEL:03-3346-1042
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住友不動産株式会社 ビル事業本部 グロースサポート事業部
MAIL:growthsupport@j.sumitomo-rd.co.jp
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