テクマトリックス、OTセキュリティのDispelとパートナー契約を締結

配信元:PR TIMES
投稿:2024/05/15 14:17
テクマトリックス株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:矢井 隆晴、以下「テクマトリックス」)は、セキュアリモートアクセス・運用管理ソリューションを開発・販売するDispel LLC(ディスペル、本社:米国ニューヨーク州、CEO:Ethan Schmertzler、以下Dispel)と新たにパートナー契約を締結したことを発表します。


近年、ITと産業システム(OT:Operational Technology)の融合が進み、OT環境へのサイバー攻撃が深刻化しています。特に、IT/OT環境におけるリモートメンテナンスに使用されるVPN装置が攻撃の標的となっており、大きな脅威となっています。このような背景から、IT/OT環境をより効率的かつセキュアに運用するためのセキュリティ統合対策が求められています。

 Dispelは米国のセキュリティベンダーで、IT/OT環境向けにゼロトラストアクセス、産業用ネットワーキング、脅威監視機能を提供しています。同社の統合プラットフォームにより、ベンダー、サードパーティ、およびオペレーターがメンテナンス、監視、および緊急対応のために機器にアクセスすることをリアルタイムで制御できます。2015年に設立された同社は、製造業、政府、公益事業のお客様にサービスを提供し、世界中で4,700万人以上の人々と年間生産額42兆円を保護しています。

テクマトリックスは、この度Dispelとパートナー契約を締結しました。この契約は既にテクマトリックスが販売しているセキュリティ対策製品のポートフォリオを補完するものであり、Dispelの販売活動によりお客様のIT/OT環境へのセキュリティ統合対策を支援してまいります。


【Dispel製品の特長】
Dispelは、きめ細かなID管理と資産管理を基にしたセキュアなリモートアクセスを可能にするサービスで、さまざまなアプリケーション機能と承認機能を組合せて管理することが可能です。

IDフェデレーションとセッション記録機能をともなった特権アクセス管理


日本語化された画面を使った申請/承認機能の結果を連携し、「いつ・誰が・何に・どのように」アクセスするかを、きめ細かく制御し記録することで、ITおよびOT環境での特権アクセス管理を強化します。

低遅延のSD-WANを使ったデータストリーミング


Dispelが提供する低遅延のSD-WANを経由したデータストリーミング機能を使って、一時的に配置され常時最新化される使い捨てVDI(仮想デスクトップ)の画面だけを利用者に転送することで、セキュアかつ高速なリモート作業を支援します。

SIEM統合を含む脅威監視


不正な振る舞いを迅速に検知するために、ログをSIEMやSOCで統合管理することができ、なりすましや内部不正などの脅威監視を実現します。

外部からの攻撃を回避するMoving Target Defenseネットワーク


数分おきにクラウド環境のIPアドレスやアクセスリストを変動させる防御機能(Moving Target Defense)により、ランサムウェアなどの外部からのサイバー攻撃を回避できます。

最新のセキュリティフレームワークへの対応


Dispelのプラットフォームは、お客様の既存のサイバーセキュリティ・プログラムに対応しています。Dispel は、IEC 62443 や NIST 800-53 などの最新のフレームワークと FIPS 199 の高いレベルで連携しており、迅速な展開と幅広い相互運用性を実現します。

紹介ページ:https://www.techmatrix.co.jp/product/dispel/

■Dispel紹介セミナー
Dispelサービス提供にあたり、本サービスのご紹介セミナーを実施します。
詳細につきましては弊社サイトよりご確認ください。
https://www.techmatrix.co.jp/es/seminar/dispel20240522.html

[開催概要]
形 式:オフライン(品川開催)
日 時:2024年5月22日(水)14:00~17:00
参加費:無料(事前登録制)
主 催:テクマトリックス株式会社


【今後の展開】
テクマトリックスは、Dispelのソリューションを幅広いお客様に提供します。Dispelサービスの販売に加え、長年に渡り各種セキュリティソリューションの導入サポートを提供してきたエンジニアによるDispelの利用者向けトレーニングや導入支援サービス、専任の窓口によるテクニカルサポートを提供します。

【Dispel社からのエンドースメント】
「この発表は、日本の市場におけるOTの効率性とサイバーセキュリティ・プラットフォームに対する持続的かつ高まりつつある需要を反映しています。私たちはこの関係を通じて、テクマトリックスやそのお客様との協業が継続することを楽しみにしています。」
Dispel LLC
CEO
Ethan Schmertzler

■Dispel社について
 Dispelは、ゼロトラストリモートアクセスとMoving Target Defenseネットワークの大手プロバイダーです。2015年に設立され、ニューヨーク、オースティン、ワシントンD.C.、東京にオフィスを構えるDispelは、世界中の産業および防衛業界のお客様にサービスを提供しており、そのソリューションは、OTテクノロジーのサイバーセキュリティと効率性を強化しています。詳細については、www.dispel.com をご覧ください。

■テクマトリックス株式会社について
テクマトリックス(東証プライム:3762)は、お客様のニーズに沿った最適なITインフラとITライフサイクルをワンストップで提供する「情報基盤事業」、蓄積された業務ノウハウを実装したアプリケーションの提供により顧客の課題解決を実現する「アプリケーション・サービス事業」、“医療情報をみんなの手に。そして、未来へ。”をテーマに健康な社会を支える医療情報インフラの構築に取り組む「医療システム事業」の3事業を展開し、顧客企業のビジネスモデル変革と競争力の強化をサポートしています。



*本原稿に記載されている社名及び製品名等は、各社の商標または登録商標です。
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