ＪＢＳ、今期最終を一転55％減益に下方修正

　日本ビジネスシステムズ <5036> [東証Ｓ] が5月14日大引け後(15:00)に決算を発表。24年9月期第2四半期累計(23年10月-24年3月)の連結最終利益は前年同期比74.1％減の3.7億円に大きく落ち込んだ。
　併せて、通期の同利益を従来予想の34.5億円→15億円(前期は33.5億円)に56.5％下方修正し、一転して55.2％減益見通しとなった。

　会社側が発表した上期実績と通期計画に基づいて、当社が試算した4-9月期(下期)の連結最終利益は前年同期比41.1％減の11.3億円に落ち込む計算になる。

　直近3ヵ月の実績である1-3月期(2Q)の連結最終損益は3.1億円の赤字(前年同期は7.4億円の黒字)に転落したが、売上営業利益率は前年同期の4.6％→4.7％とほぼ横ばいだった。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　親会社株主に帰属する当期純利益は、上記記載の通り、のれんの減損損失を特別損失として計上したことから、減少を見込んでおります。一方、ネクストスケープは業績不振により予算を下回っている状況であるものの、連結業績における売上高、営業利益、経常利益への影響は軽微であり、ネクストスケープ以外の事業状況は順調に推移していることから、連結売上高、連結営業利益および連結経常利益は変更しておりません。