新日本空調、前期経常を20％上方修正・最高益予想を上乗せ

　新日本空調 <1952> [東証Ｐ] が4月26日午前(11:00)に業績修正を発表。24年3月期の連結経常利益を従来予想の81億円→97億円(前の期は79.1億円)に19.8％上方修正し、増益率が2.4％増→22.6％増に拡大し、従来の3期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の64.1億円→80.1億円(前年同期は51.2億円)に25.0％増額し、増益率が25.0％増→56.2％増に拡大する計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　国内設備工事において、大型工事の施工が順調に進捗し、売上高および完成工事総利益が増加する見通しであることを主因とし、個別業績予想については、受取配当金が当初の見込みを上回ったこと等により、売上高、利益ともに前回発表を上回る見込みであります。連結業績予想については、個別業績予想の修正に加えて、国内外の子会社において工事採算が改善したことにより売上高、利益ともに前回発表を上回る見込みであります。　（注）本資料に記載される業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報および合理的であると判断する一定の前提に基づいており、実際の業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。