エクセディ <7278> [東証P] が4月22日大引け後(15:00)に業績修正(国際会計基準=IFRS)を発表。24年3月期の連結最終損益を従来予想の90億円の黒字→101億円の赤字(前の期は45.9億円の黒字)に下方修正し、一転して赤字見通しとなった。
会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結最終損益も従来予想の36.3億円の黒字→154億円の赤字(前年同期は7.2億円の黒字)に減額し、一転して赤字計算になる。
株探ニュース
会社側からの【修正の理由】
当連結会計年度におきましては、原材料価格上昇分の売価への転嫁をすすめたことや円安が進行したことに伴う為替換算影響などにより業績は堅調に推移しておりましたが、当社グループのAT(自動変速装置関連事業)セグメントにおける生産設備等につき、EV化の進展による需要の減少という事業環境の大きな変化を背景とした収益性の低下が見込まれることから、減損の兆候を識別し、対象となる有形固定資産について、国際財務報告基準(IFRS)に基づき減損テストを行いました。 その結果、対象資産の帳簿価額を回収可能額まで減額し、約322 億円の減損損失を「その他の費用」として計上する見込みとなったことなどにより、上記の通り修正いたします。なお、2024年3月期の期末配当に関しては、これまで公表してきた通り1株当り60 円(年間合計120 円)で実施予定です。
会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結最終損益も従来予想の36.3億円の黒字→154億円の赤字(前年同期は7.2億円の黒字)に減額し、一転して赤字計算になる。
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会社側からの【修正の理由】
当連結会計年度におきましては、原材料価格上昇分の売価への転嫁をすすめたことや円安が進行したことに伴う為替換算影響などにより業績は堅調に推移しておりましたが、当社グループのAT(自動変速装置関連事業)セグメントにおける生産設備等につき、EV化の進展による需要の減少という事業環境の大きな変化を背景とした収益性の低下が見込まれることから、減損の兆候を識別し、対象となる有形固定資産について、国際財務報告基準(IFRS)に基づき減損テストを行いました。 その結果、対象資産の帳簿価額を回収可能額まで減額し、約322 億円の減損損失を「その他の費用」として計上する見込みとなったことなどにより、上記の通り修正いたします。なお、2024年3月期の期末配当に関しては、これまで公表してきた通り1株当り60 円(年間合計120 円)で実施予定です。
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