ジオロケ、今期経常を一転38％減益に下方修正

　Ｇｅｏｌｏｃａｔｉｏｎ　Ｔｅｃｈｎｏｌｏｇｙ <4018> [福証Ｑ] が4月17日大引け後(19:30)に業績修正を発表。24年6月期の経常利益(非連結)を従来予想の1億5500万円→7200万円(前期は1億1700万円)に53.5％下方修正し、一転して38.5％減益見通しとなった。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した1-6月期(下期)の経常利益も従来予想の1億1600万円→3300万円(前年同期は4400万円)に71.6％減額し、一転して25.0％減益計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　2024年６月期通期業績予想につきましては、IP Geolocation事業における「web制作・各種受託開発」の官公庁案件において想定していた数の落札ができなかったことにより、売上高は当初業績予想を下回る見込みとなりました。 なお、今後の業績向上策といたしましては、サブスク型位置情報APIサービスである「どこどこJP」の機能強化や認知向上、自治体向けDXメニューや既存・新規顧客向けポストCookie対策としてのアクセスログ解析支援サービス、セールスマーケティング支援メニューの整備、積極的な営業活動等を展開してまいります。 利益面につきましては、積極的な経費削減等に努めたものの、前述の売上高の減少に加え、上記１．に記載の特別損失の計上及び販路開拓強化ための販売促進費の増加もあり、当初予想を下回る見込みとなりました。 ※上記の予想数値は、現時点において入手可能な情報に基づき算定したものであり、実際の業績は、今後様々な要因によって、予想数値と異なる可能性があります。