日本空港ビルが続伸、羽田空港の脱炭素化に向けてENEOSと連携協定締結◇

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2024/04/10 14:29
 日本空港ビルデング<9706.T>が続伸している。この日午後、東京国際空港(羽田空港)の脱炭素化に向けたCO2フリー水素利用の実現について、共同検討を行うための連携協定をENEOSホールディングス<5020.T>傘下のENEOSと締結したと発表しており、好材料視されている。

 今回の協定により両社は、羽田空港旅客ターミナルビルで国内空港初となる「水素発電コージェネレーションの導入」及び「水素供給インフラの整備」に向けて、30年ごろの水素利用実装を目指し検討を進めるという。具体的には、京浜臨海部の水素供給拠点から羽田空港旅客ターミナルビルへCO2フリー水素を供給し、水素発電コージェネレーションを通じた電力及び熱の供給検討を行うとしており、これにより、30年ごろにおける「羽田空港旅客ターミナルビルへの水素発電による電力・熱供給の実現」と「CO2排出量の削減」を目指すとしている。

(注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。

出所:MINKABU PRESS
配信元: みんかぶ

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