株式会社EVモーターズ・ジャパンとの資本業務提携を締結

配信元:PR TIMES
投稿:2024/03/29 16:47
コスモ石油マーケティング株式会社(代表取締役社長:森山 幸二、以下、当社)は、商用の電気自動車(以下、商用EV)の開発・製造(OEM供給)および販売を行うスタートアップ企業である株式会社 EV モーターズ・ジャパン(代表取締役社長:佐藤 裕之、以下、EVM-J社)と、商用EVの普及ならびにEVバッテリーの活用、二次利用の検討に向け、資本業務提携契約(以下、本提携)を締結し、EVM-J社の第三者割当増資による新株式の一部を引き受けて出資を行いました。EVM-J社は バス・トラックなどの商用EVに特化し、車両の開発・販売を手掛けています。車両にはEVM-J社独自技術である「アクティブ・インバーター」を搭載、世界トップレベルの低電費を誇り、バッテリーの長寿命化と長距離走行が可能です。当社では今後拡大するEVバス・トラックの需要に対してEVM-J社と協力し、普及に努めたいと考えております。


■本提携の狙い
本提携により、当社の既存事業である「コスモ・ゼロカボソリューション(※1)」の商材の1つとして法人のお客様向けに商用EVを提供してまいります。さらに、当社再生可能エネルギー由来の電力「コスモでんきビジネスグリーン(※2)」の供給とその周辺領域の商材・サービスをワンストップで提供し、お客様のエネルギー、モビリティにおける脱炭素化ニーズに応えてまいります。
【主な協業領域】
(1)「コスモ・ゼロカボソリューション」にて、EVM-J社が開発・販売する商用EV(バス、トラック等)及びEV充電器の提供
(2)EVM-J社製商用EV(バス、トラック等)の納入先施設及びEV充電器への「コスモでんきビジネスグリー
ン」の供給
(3)車載蓄電池のエネルギーマネジメントリソース(分散電源)としての活用方法の検討
(4)車載蓄電池の二次利用の検討

コスモエネルギーグループ(以下「当社グループ」)は、社会全体のカーボンニュートラル実現に貢献すべく、第7次連結中期経営計画およびVision 2030にて「グリーン電力サプライチェーン強化(発電~需給調整~売電サプライチェーンによる高付加価値化)」を掲げています。その実現に向け、本提携により売電領域である「電力小売(コスモでんき・ゼロカボソリューション)」事業の拡大及び「高付加価値のサービス提供」の充実を目指します。EV及び再生可能エネルギー由来の電力の販売を拡大することでお客様の様々なニーズに応えるとともに、カーボンネットゼロ実現に向けて発展させ、更なる成長を図ってまいります。

■EVM-J社の概要
EVM-J社は「持続可能な未来を築く」という使命のもと、100年に一度のエネルギー変革期に独自の価値観とゼロエミッション社会実現に向けた先進的モビリティで新たな時代を築き、より良き未来の創造に貢献することを目指しています。
バス・トラックなどの商用EVを中心に車両の開発・製造委託(OEM供給)・販売を手掛け、車両には自社開発技術を用いたインバーターを搭載し低電費、長寿命、低コスト、安全性を兼ね備えたEVを提供しています。
現在、北九州市へ商用EV専用の最終組み立て工場「ゼロエミッション e-PARK」を建設しており、商用EV量産に向けた体制構築に取り組んでいます。

※1 コスモ・ゼロカボソリューションについて
地域の特約店と一体となって法人、自治体に再エネ販売及びとEV等の周辺商材をワンストップで提供し、脱炭素への取り組みや電気料金の抑制等に向けてトータルサポートを実現いたします。
URL:https://ceh.cosmo-oil.co.jp/press/p_210915/index.html
  https://www.cosmo-denki.com/business/lp/solution/
※2コスモでんきビジネスグリーン
再生可能エネルギー指定の非化石証書等を使用して環境価値を付加することで、実質的にCO2排出量ゼロを実現するサービスです。お客様の年間合計販売量相当以上の非化石証書等を購入し、電気の販売にあわせて使用することで、使用電力のすべてが実質的に再生可能エネルギー由来の環境価値を持つ電気となります。2020年の販売開始以降、脱炭素化を目指す法人や自治体のお客様を中心に活用いただいております。
URL:https://www.cosmo-denki.com/business/low/green/

【EVM-J社概要】
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