*15:48JST ブロードエンター Research Memo(8):2026年12月期からの配当開始を見込む
■株主還元策
ブロードエンタープライズ<4415>は株主に対する利益還元を重要な経営課題の1つと位置付けているものの、現在はさらなる企業価値の向上を目指して財務体質の強化と事業拡大のための投資を優先し、配当は実施していない。ただ、税引後当期純利益が5億円を超えた段階から配当性向20%での配当開始を計画している。配当開始後は、事業活動で得られた利益を主に内部留保として確保し、事業基盤の強化や成長のための投資への活用によって株主価値の増大に努めることを基本方針としている。同時に、事業投資による利益成長と株主還元のバランスを重視するという観点から、資本の状況、業績動向、同社株価の水準、成長投資機会、資本効率向上等を考慮し配当を行う方針だ。現時点での配当開始予想時期は、2026年12月期としているものの、業績次第によっては配当開始時期が早まる可能性もあるとしている。
そのほかの還元策に関しては、2022年12月より株主優待制度を導入した。毎年12月31日時点の株主名簿に記録された1単元(100株)以上を保有する株主を対象にオリジナルQUOカードを贈呈している。
そのほか、株主数の増加や適正な株価形成に向けてIRサイトコンテンツの充実やWebメディア媒体を活用し、IR施策を積極的に推進している。これらのことから、企業価値の向上を重視しながら経営活動を行っていることが窺える。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 清水陽一郎)
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ブロードエンタープライズ<4415>は株主に対する利益還元を重要な経営課題の1つと位置付けているものの、現在はさらなる企業価値の向上を目指して財務体質の強化と事業拡大のための投資を優先し、配当は実施していない。ただ、税引後当期純利益が5億円を超えた段階から配当性向20%での配当開始を計画している。配当開始後は、事業活動で得られた利益を主に内部留保として確保し、事業基盤の強化や成長のための投資への活用によって株主価値の増大に努めることを基本方針としている。同時に、事業投資による利益成長と株主還元のバランスを重視するという観点から、資本の状況、業績動向、同社株価の水準、成長投資機会、資本効率向上等を考慮し配当を行う方針だ。現時点での配当開始予想時期は、2026年12月期としているものの、業績次第によっては配当開始時期が早まる可能性もあるとしている。
そのほかの還元策に関しては、2022年12月より株主優待制度を導入した。毎年12月31日時点の株主名簿に記録された1単元(100株)以上を保有する株主を対象にオリジナルQUOカードを贈呈している。
そのほか、株主数の増加や適正な株価形成に向けてIRサイトコンテンツの充実やWebメディア媒体を活用し、IR施策を積極的に推進している。これらのことから、企業価値の向上を重視しながら経営活動を行っていることが窺える。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 清水陽一郎)
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