<動意株・8日>(大引け)=メンバーズ、内海造など
メンバーズ<2130.T>=ストップ高。7日の取引終了後、生成AIを活用した「LCA算定AIシステム」を独自開発し、企業向けの提供を開始すると発表したことが好感されている。同システムは、メンバーズが米オープンAIの大規模言語モデルを活用して独自に開発したもの。実証フェーズでは、LCA(ライフサイクルアセスメント)算定のうち作業工数が全体の約5割を占める「LCAインベントリ分析」にかかる作業工数の約6割削減を実現したという。同社では、システムの導入から運用・定着までをGX人材が伴走支援することで、企業のLCA算定の効率化及び内製化を支援するとしている。
内海造船<7018.T>=もみ合い上放れストップ高。7日の取引終了後、24年3月期の連結業績予想について、売上高を470億円から472億円(前期比25.5%増)へ、営業利益を20億円から29億円(同3.8倍)へ、純利益を17億円から20億円(同2.7倍)へ上方修正したことが好感されている。第4四半期に入り急激に円安が進行したことを受けて未確定の為替レートを見直した結果、外貨建て工事の売上高及び収益が改善する見込みという。また、それに伴い一部の工事損失引当金対象船の引当金が減少する見通しであることも寄与する。
大幸薬品<4574.T>=大幅高で4連騰。7日の取引終了後、24年12月期の連結業績予想について、最終利益を3億5000万円から5億5000万円(前期36億1100万円の赤字)へ上方修正したことが好感されている。医薬品事業の仕入取引に関連して、取引先との契約を締結したことにより受取補償金2億円を特別利益として計上することが要因としている。なお、売上高68億円(前期比11.1%増)、営業利益4億1000万円(前期10億500万円の赤字)は従来見通しを据え置いている。
SBIリーシングサービス<5834.T>=物色人気でストップ高。7日の取引終了後、24年3月期の連結業績と配当予想の上方修正を発表。これをポジティブ視した買いが集まったようだ。今期の売上高予想は398億円から531億円(前期比34.2%増)、経常利益予想は40億円から48億円(同35.9%増)に引き上げた。年間配当予想は70円増額し100円(前期比90円増配)に見直した。JOL(日本型オペレーティングリース)商品について、投資家の堅調な需要を背景に販売額が想定を上回った。あわせて同社はJOL商品として、同社子会社を業務執行組合員、投資家を組合員とする任意組合に対し、保有する販売用航空機を売却すると発表。売却予定額は約59億円で、24年3月期の売上高予想の11%程度となる見込みとしている。
坪田ラボ<4890.T>=ストップ高。近視領域などで強みを発揮するバイオベンチャーだが、足もとの業績は低迷しているものの、来期以降の回復に期待が大きい。7日取引終了後、24年3月期業績予想の修正を発表、最終損益は従来計画の11億3000万円の赤字から6億8000万円の赤字に上方修正しており、これを評価する買いを呼び込んでいる。ロート製薬<4527.T>と知的財産権実施許諾契約を締結し契約一時金4億5000万円のほか、上市後の販売に応じたランニングロイヤルティーを受領することとなり、これがポジティブサプライズとなった。同社の株価は2月上旬に今期業績予想の下方修正を受けマドを開けて売られたものの、その後は根強い買いが続きジリジリと上値を指向、直近ではほぼマド埋めを完了していた。きょうは満を持して大底圏から上放れている。
※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。
出所:MINKABU PRESS
内海造船<7018.T>=もみ合い上放れストップ高。7日の取引終了後、24年3月期の連結業績予想について、売上高を470億円から472億円(前期比25.5%増)へ、営業利益を20億円から29億円(同3.8倍)へ、純利益を17億円から20億円(同2.7倍)へ上方修正したことが好感されている。第4四半期に入り急激に円安が進行したことを受けて未確定の為替レートを見直した結果、外貨建て工事の売上高及び収益が改善する見込みという。また、それに伴い一部の工事損失引当金対象船の引当金が減少する見通しであることも寄与する。
大幸薬品<4574.T>=大幅高で4連騰。7日の取引終了後、24年12月期の連結業績予想について、最終利益を3億5000万円から5億5000万円(前期36億1100万円の赤字)へ上方修正したことが好感されている。医薬品事業の仕入取引に関連して、取引先との契約を締結したことにより受取補償金2億円を特別利益として計上することが要因としている。なお、売上高68億円(前期比11.1%増)、営業利益4億1000万円(前期10億500万円の赤字)は従来見通しを据え置いている。
SBIリーシングサービス<5834.T>=物色人気でストップ高。7日の取引終了後、24年3月期の連結業績と配当予想の上方修正を発表。これをポジティブ視した買いが集まったようだ。今期の売上高予想は398億円から531億円(前期比34.2%増)、経常利益予想は40億円から48億円(同35.9%増)に引き上げた。年間配当予想は70円増額し100円(前期比90円増配)に見直した。JOL(日本型オペレーティングリース)商品について、投資家の堅調な需要を背景に販売額が想定を上回った。あわせて同社はJOL商品として、同社子会社を業務執行組合員、投資家を組合員とする任意組合に対し、保有する販売用航空機を売却すると発表。売却予定額は約59億円で、24年3月期の売上高予想の11%程度となる見込みとしている。
坪田ラボ<4890.T>=ストップ高。近視領域などで強みを発揮するバイオベンチャーだが、足もとの業績は低迷しているものの、来期以降の回復に期待が大きい。7日取引終了後、24年3月期業績予想の修正を発表、最終損益は従来計画の11億3000万円の赤字から6億8000万円の赤字に上方修正しており、これを評価する買いを呼び込んでいる。ロート製薬<4527.T>と知的財産権実施許諾契約を締結し契約一時金4億5000万円のほか、上市後の販売に応じたランニングロイヤルティーを受領することとなり、これがポジティブサプライズとなった。同社の株価は2月上旬に今期業績予想の下方修正を受けマドを開けて売られたものの、その後は根強い買いが続きジリジリと上値を指向、直近ではほぼマド埋めを完了していた。きょうは満を持して大底圏から上放れている。
※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。
出所:MINKABU PRESS
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