*15:35JST 戸田工業 Research Memo(5):財務状況は収益低迷で改善は一服、引き続き財務体質強化が必要
■戸田工業<4100>の業績動向
5. 財務状況
2022年3月期までの過去10期間で6度の最終損失を記録し、自己資本比率は2015年3月期末の46.5%から2021年3月期末には19.5%まで低下した。しかし、2022年3月期に過去最高の最終利益を計上し、自己資本比率は2022年3月期末に24.2%に改善、2023年3月期末に30.5%と改善が進み、2024年3月期上期末も親会社株主に帰属する四半期純利益801百万円、為替換算調整勘定の増加583百万円などがあり32.5%となっている。
キャッシュ・フローにおいては極力投資を抑制しているが、収益が厳しいため営業キャッシュフローが増えず、前期末からのキャッシュの流出は767百万円となった。なお有利子負債残高は27,149百万円で前期末比1,420百万円増加と高水準な状況から改善が進んでおらず、バランスシートの改善には時間を要するとみられる。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 岡本 弘)
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5. 財務状況
2022年3月期までの過去10期間で6度の最終損失を記録し、自己資本比率は2015年3月期末の46.5%から2021年3月期末には19.5%まで低下した。しかし、2022年3月期に過去最高の最終利益を計上し、自己資本比率は2022年3月期末に24.2%に改善、2023年3月期末に30.5%と改善が進み、2024年3月期上期末も親会社株主に帰属する四半期純利益801百万円、為替換算調整勘定の増加583百万円などがあり32.5%となっている。
キャッシュ・フローにおいては極力投資を抑制しているが、収益が厳しいため営業キャッシュフローが増えず、前期末からのキャッシュの流出は767百万円となった。なお有利子負債残高は27,149百万円で前期末比1,420百万円増加と高水準な状況から改善が進んでおらず、バランスシートの改善には時間を要するとみられる。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 岡本 弘)
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