新興市場銘柄ダイジェスト:GNIは大幅に続伸、ヘッドウォーターがストップ高

配信元:フィスコ
投稿:2024/02/16 16:20
*16:20JST 新興市場銘柄ダイジェスト:GNIは大幅に続伸、ヘッドウォーターがストップ高 <6232> ACSL 622 -104
上場来安値。14日に開示した決算を嫌気した売りが続いている。24年12月期の営業損益予想は30.60億円の赤字。小型空撮機体の強みを活かせる経済安全保障、脱中国製品が明確な日本の政府調達及び米国・台湾の点検・災害対応分野などに注力する。23年12月期は20.71億円の赤字(前期実績22.03億円の赤字)だった。用途特化型機体販売の減少などが響いた。赤字決算を受け、役員報酬の一部自主返上や希望退職者の募集を実施する。

<4425> Kudan 854 +48
大幅に3日ぶり反発。自社の空間認識技術「KudanSLAM」を活用したモバイルロボット開発キット(Mobile Robot Development Kit)の発売を開始したと発表している。独自技術で高度なセンサフュージョンを実現し、複雑で困難な環境でも実用性の高い自律走行を実現するという。また、自動走行ロボットの運用に伴う手動作業や保守作業を従来比で最大90%削減可能で、省人化・無人化に直結する顧客製品を実現できるとしている。

<2160> GNI 3600 +565
大幅に続伸。24年12月期の営業利益予想を前期比24.2%増の162.86億円、23年12月期の営業利益を851.3%増の131.08億円と14日に開示したことが引き続き買い材料視されている。決算を受けてIshare社がアナリストレポートを公表し、レーティング「Buy」、目標株価5680円(15日終値は3035円)で継続したことも好感されている。連騰で11月30日に付けた昨年来高値(3555円)が視野に入ってきたことも買い意欲を刺激しているようだ。

<9215> CaSy 915 +35
大幅に3日ぶり反発。家事代行事業者に向けた新サービス「MoNiCa」の提供を開始すると発表している。政府による家事代行サービスの利用支援を背景に開発した業務管理システム。家事代行事業者は情報管理をデジタル化し、業務時間の短縮やミスの軽減を実現できるという。顧客や家事代行スタッフはオンラインでサービス依頼や稼働を管理でき、依頼からサービス開始までのリードタイムを短縮できるとしている。

<6696> トラースOP 276 +14
大幅高。自社が開発したAIによる電力削減ソリューション「AIrux8」をクレア(福島県喜多方市)の慶徳工場へ導入した結果、空調設備の電力使用量を29.6%削減できたと発表している。クレアは原油価格の高騰に伴う電気料金値上げを受け、戦略販売パートナーでの加賀電子<8154>から同ソリューションを紹介されたという。AIrux8で消費電力や人の動きを見える化し、データとして取得できたことで節電が進んだとしている。

<4011> ヘッドウォーター 11030 +1500
ストップ高。日本マイクロソフトの「Azure OpenAI Service」利用企業向けにテキスト、音声、画像・映像の複合的な生成AI支援を行う「マルチモーダルAIラボサービス」の提供を開始したと発表している。マルチモーダルAIは、様々な種類の情報を利用して高度な判断を行うAI。テキストの枠を超え、ユーザーはテキスト、音声、画像、動画をベースに新しいコンテンツを生成できるようになるという。 <ST>
配信元: フィスコ

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