三谷商、今期経常を一転5％増益に上方修正・最高益、配当も5円増額

　三谷商事 <8066> [東証Ｓ] が2月14日後場(13:30)に決算を発表。24年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比24.1％増の214億円に伸びた。
　併せて、通期の同利益を従来予想の227億円→256億円(前期は243億円)に12.8％上方修正し、一転して5.1％増益を見込み、2期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の89.3億円→118億円(前年同期は122億円)に32.5％増額し、減益率が26.8％減→3.1％減に縮小する計算になる。

　業績好調に伴い、今期の年間配当を従来計画の40円→45円(前期は40円)に増額修正した。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比49.5％増の76.8億円に拡大し、売上営業利益率は前年同期の6.4％→8.8％に改善した。

株探ニュース