<注目銘柄>=ヒビノ、中計達成の確度が急速に高まる
ヒビノ<2469.T>は、業績回復を織り込む動きとなっているが、中期経営計画への評価は不十分であり、今後は業績拡大期待を背景にした展開に向かいそうだ。
同社はコンサートや放送局などに映像・音響設備を提供するファブレスメーカーで、建築音響施工工事なども手掛けている。足もとでは、大規模な集客が可能となったことで市場が急速なペースで復活していることを受けて、採算の良いコンサート・イベントサービス事業が順調に拡大。また、顧客の設備投資意欲の回復や都市再開発計画の進展などを背景に大型案件が増加し、販売施工事業、建築音響施工事業も堅調に推移している。2月5日に発表した第3四半期累計(23年4~12月)連結決算は、営業利益が17億8400万円(前年同期1億3700万円の赤字)と計画を上回って着地しており、これを受けて会社側では24年3月期通期業績予想を営業利益で20億円から23億円(前期比87.1%増)へ上方修正した。
コンサート・イベントサービス事業の復調はいわば想定内だが、注目は建築音響施工事業の大型案件の増加であり、この傾向は当面続く見通し。また、これに伴う物販(販売施工事業)の拡大も予想される。第3四半期に新規連結された機器販売・システム設計などを行うエヌジーシーの寄与もあり、26年3月期を最終年度とする中期経営計画の数値目標である営業利益45億円の達成確度は急速に高まっている。(温羅)
出所:MINKABU PRESS
同社はコンサートや放送局などに映像・音響設備を提供するファブレスメーカーで、建築音響施工工事なども手掛けている。足もとでは、大規模な集客が可能となったことで市場が急速なペースで復活していることを受けて、採算の良いコンサート・イベントサービス事業が順調に拡大。また、顧客の設備投資意欲の回復や都市再開発計画の進展などを背景に大型案件が増加し、販売施工事業、建築音響施工事業も堅調に推移している。2月5日に発表した第3四半期累計(23年4~12月)連結決算は、営業利益が17億8400万円(前年同期1億3700万円の赤字)と計画を上回って着地しており、これを受けて会社側では24年3月期通期業績予想を営業利益で20億円から23億円(前期比87.1%増)へ上方修正した。
コンサート・イベントサービス事業の復調はいわば想定内だが、注目は建築音響施工事業の大型案件の増加であり、この傾向は当面続く見通し。また、これに伴う物販(販売施工事業)の拡大も予想される。第3四半期に新規連結された機器販売・システム設計などを行うエヌジーシーの寄与もあり、26年3月期を最終年度とする中期経営計画の数値目標である営業利益45億円の達成確度は急速に高まっている。(温羅)
出所:MINKABU PRESS
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