寺崎電気、今期経常を27％上方修正・8期ぶり最高益、配当も3円増額

　寺崎電気産業 <6637> [東証Ｓ] が2月13日大引け後(15:15)に決算を発表。24年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比80.4％増の38.9億円に拡大した。
　併せて、通期の同利益を従来予想の35.3億円→44.8億円(前期は34.7億円)に26.9％上方修正し、増益率が1.5％増→28.8％増に拡大し、8期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の16.5億円→26億円(前年同期は23.5億円)に57.5％増額し、一転して10.7％増益計算になる。

　業績好調に伴い、今期の年間配当を従来計画の30円→33円(前期は20円)に増額修正した。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比95.6％増の20.2億円に拡大し、売上営業利益率は前年同期の9.9％→13.0％に大幅改善した。

株探ニュース