大正薬ＨＤ、4-12月期(3Q累計)経常が19％減益で着地・10-12月期も61％減益

　大正製薬ホールディングス <4581> [東証Ｓ] が2月13日昼(12:30)に決算を発表。24年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比18.7％減の237億円に減ったが、通期計画の250億円に対する進捗率は94.9％に達し、5年平均の85.0％も上回った。

　会社側が発表した第3四半期累計の実績と据え置いた通期計画に基づいて、当社が試算した1-3月期(4Q)の連結経常利益は前年同期比0.3％増の12.8億円とほぼ横ばいの計算になる。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比60.8％減の46.4億円に大きく落ち込み、売上営業利益率は前年同期の13.1％→3.2％に急低下した。

株探ニュース