オーバル、今期経常を一転22％増益に上方修正・最高益更新へ

　オーバル <7727> [東証Ｓ] が2月9日大引け後(15:30)に決算を発表。24年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比34.5％増の13.1億円に拡大した。
　併せて、通期の同利益を従来予想の12.1億円→15億円(前期は12.2億円)に24.0％上方修正し、一転して22.1％増益を見込み、2期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の3.5億円→6.4億円(前年同期は6.5億円)に81.0％増額し、減益率が45.7％減→1.7％減に縮小する計算になる。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比13.3％増の4.6億円に伸び、売上営業利益率は前年同期の12.7％→13.0％に上昇した。

株探ニュース