アルー、前期経常を40％上方修正

　アルー <7043> [東証Ｇ] が2月7日大引け後(15:30)に業績修正を発表。23年12月期の連結経常利益を従来予想の6000万円→8400万円(前の期は2億2700万円)に40.0％上方修正し、減益率が73.6％減→63.0％減に縮小する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した7-12月期(下期)の連結経常損益も従来予想の100万円の赤字→2300万円の黒字(前年同期は7600万円の黒字)に増額し、一転して黒字に浮上する計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　2023年10月28日に公表した2023年12月期(2023年１月１日～2023年12月31日)の修正業績予想から、連結売上高はほぼ計画通りに推移した一方、人員採用計画の一部未実行の発生や費用支出を見直し業務委託費等の削減に努めた結果、販管費及び一般管理費が想定に比べ減少したことから、利益額が想定よりも増加する見込みとなりました。　以上のことにより2023年10月28日に公表した発表の予想をそれぞれ上回る見込みとなり、売上高3,028百万円（増減率0.6％）、営業利益85百万円（増減率34.9％）、経常利益84百万円（増減率40.0％）、親会社株主に帰属する当期純利益56百万円（増減率51.4％）となる見込みとなりました。　なお、2023年２月９日に公表いたしました配当予想からの変更はありません。