三洋化、4-12月期(3Q累計)経常は23％減益・通期計画を超過

　三洋化成工業 <4471> [東証Ｐ] が2月5日大引け後(16:00)に決算を発表。24年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比22.6％減の68.8億円に減ったが、通期計画の65億円に対する進捗率が105.9％とすでに上回り、さらに5年平均の81.2％も超えた。

　会社側が発表した第3四半期累計の実績と据え置いた通期計画に基づいて、当社が試算した1-3月期(4Q)の連結経常損益は3.8億円の赤字(前年同期は10.1億円の黒字)に転落する計算になる。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比26.5％増の19.3億円に伸びたが、売上営業利益率は前年同期の5.9％→5.1％に悪化した。

株探ニュース