帝繊維、前期経常を10％下方修正

　帝国繊維 <3302> [東証Ｐ] が1月31日大引け後(15:30)に業績修正を発表。23年12月期の連結経常利益を従来予想の40億円→36億円(前の期は52.9億円)に10.0％下方修正し、減益率が24.5％減→32.0％減に拡大する見通しとなった。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した7-12月期(下期)の連結経常利益も従来予想の12.7億円→8.7億円(前年同期は22.2億円)に31.4％減額し、減益率が42.7％減→60.7％減に拡大する計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　防災事業において、シャシの入荷遅れにより予定していた救助工作車の納入が次期にずれ込んだことに加え、官公庁向け案件の一部で、商材の仕入先における部材調達遅れにより当社への納入が遅れ、見込んでいた売上が次期へずれ込んだことなどにより、業績予想を修正いたしました。2023年度よりスタートした「テイセン2025」で掲げた主要テーマの完遂を目指し、引続き業績の持続的拡大に努力して参ります。※上記の予想は、当社が現在入手している情報および合理的であると判断する一定の前提に基づいており、当社としてその実現を約束する趣旨のものではありません。実際の業績等は様々な原因により大きく異なる可能性があります。