海運株の上昇続く、郵船がイエメン沖での情勢緊迫化受け紅海での船舶運航全面停止◇
日本郵船<9101.T>、商船三井<9104.T>、川崎汽船<9107.T>など大手海運株が売り物をこなし上値指向を継続、昨年来高値圏で頑強な値動きを続けている。ここ中東の地政学リスクが海運市況にも影響を与えており、運賃上昇の思惑が海運株が買われる背景となっている。そうしたなか、郵船が16日にイエメン沖の緊迫化を受け、紅海を経由するすべての船舶の航行を一時的に停止したことを明らかにしたと伝わった。安全な海域で待機し、航路変更を検討していることが報じられており、これによる一段の運賃上昇の可能性が意識され、海運セクターの株価押し上げ要因となっている。
(注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。
出所:MINKABU PRESS
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