和田興産、今期経常を一転3％増益に上方修正・最高益更新へ

　和田興産 <8931> [東証Ｓ] が1月9日大引け後(15:30)に決算を発表。24年2月期第3四半期累計(3-11月)の経常利益(非連結)は前年同期比13.9％減の35億円に減った。
　しかしながら、併せて通期の同利益を従来予想の33億円→37億円(前期は36億円)に12.1％上方修正し、一転して2.6％増益を見込み、3期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した9-2月期(下期)の経常利益も従来予想の11.5億円→15.5億円(前年同期は17.7億円)に34.5％増額し、減益率が34.8％減→12.3％減に縮小する計算になる。

　直近3ヵ月の実績である9-11月期(3Q)の経常利益は前年同期比39.2％減の13.6億円に落ち込み、売上営業利益率は前年同期の13.4％→13.2％に低下した。

株探ニュース