<動意株・4日>(前引け)=JET、HPCシス、ワークマン

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2023/12/04 11:33
<動意株・4日>(前引け)=JET、HPCシス、ワークマン  ジェイ・イー・ティ<6228.T>=急速人気でストップ高。12月1日取引終了後、日の丸半導体新会社で最先端半導体の量産を目指すラピダスから次世代半導体製造技術の研究開発業務を受託したことを発表した。ラピダスが計画している半導体製造ラインへの装置納入を目指すとしており、これがサプライズ材料となり投資資金の攻勢が加速した。JETは半導体洗浄装置の開発・設計、製造・販売及びアフターサービスを一気通貫で手掛け、韓国や台湾といったアジア地域で需要を開拓中だが、多数のウエハーを一括洗浄するバッチ式洗浄装置ではグローバルベースで1割強の商品シェアを確保するなど商品競争力が高い。

 HPCシステムズ<6597.T>=物色の矛先向かい急伸。米長期金利低下が続くなか、外国為替市場では円高方向に振れプライム市場の主力銘柄には逆風が意識されるものの、相対的に出遅れるグロース市場の銘柄が底堅さを発揮している。そのなか、同社株は投資資金の攻勢が加速した。同社は科学技術用高性能コンピューターの開発・販売及びソリューション提供を主力展開し、次世代コンピューティング分野の中核銘柄として見直しが進んでいる。ビッグデータ解析やAI分野でその技術力をいかんなく発揮しており、24年6月期営業利益(単独ベース)はベトナムでの大型案件獲得などを背景に前期比約3倍となる7億5500万円と過去最高を大幅に更新する見通しだ。また、米エヌビディア<NVDA>の最上位パートナー企業でもあり、今後の展開力にも注目が集まっている。

 ワークマン<7564.T>=上値指向で6日続伸。前週末1日の取引終了後に発表した11月度の月次売上高速報で、既存店売上高が前年同月比11.6%増と3カ月ぶりに前年実績を上回ったことが好感されている。中旬の気温低下を節目に防寒衣料や防寒小物などの冬物が全般的に伸長した。また、客数の増加に伴い、作業関連商品やアスレシューズなど通年商品も好調に推移した。なお、全店売上高は同17.5%増だった。

※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。

出所:MINKABU PRESS
配信元: みんかぶ

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