フジコピアン、今期経常を赤字拡大に下方修正

　フジコピアン <7957> [東証Ｓ] が11月14日大引け後(15:30)に決算を発表。23年12月期第3四半期累計(1-9月)の連結経常損益は4.4億円の赤字(前年同期は5.8億円の黒字)に転落した。
　併せて、通期の同損益を従来予想の3.2億円の赤字→7億円の赤字(前期は6.4億円の黒字)に下方修正し、赤字幅が拡大する見通しとなった。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した7-12月期(下期)の連結経常損益も従来予想の1.5億円の赤字→5.3億円の赤字(前年同期は2.2億円の黒字)に下方修正し、赤字幅が拡大する計算になる。

　直近3ヵ月の実績である7-9月期(3Q)の連結経常損益は2.7億円の赤字(前年同期は1.6億円の黒字)に転落し、売上営業損益率は前年同期の5.7％→-15.3％に急悪化した。

株探ニュース