京三、上期経常が赤字拡大で着地・7-9月期も赤字拡大

　京三製作所 <6742> [東証Ｐ] が11月10日大引け後(15:00)に決算を発表。24年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常損益は23.7億円の赤字(前年同期は17.5億円の赤字)に赤字幅が拡大した。

　会社側が発表した上期実績と据え置いた通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益は前年同期比39.2％増の61.7億円に拡大する計算になる。

　直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の連結経常損益は7.1億円の赤字(前年同期は3.3億円の赤字)に赤字幅が拡大し、売上営業損益率は前年同期の-2.0％→-6.2％に大幅悪化した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　営業利益、経常利益、四半期純利益につきましては、一部案件の期中での売上時期変更による利益率の変動にともない、第２四半期累計期間においては前回発表予想を上回る結果となりました。なお、通期業績予想については、連結・個別とも2023年９月15日に公表いたしました予想から変更はありません。※本資料に記載している業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報および合理的であると判断する一定の前提に基づいており、実際の業績等は様々な要因により異なる可能性があります。