バルミューダ、今期最終を赤字拡大に下方修正、対純資産で32%の赤字

配信元:株探
投稿:2023/11/10 15:00
 バルミューダ <6612> [東証G] が11月10日大引け後(15:00)に決算を発表。23年12月期第3四半期累計(1-9月)の連結最終損益は18.2億円の赤字(前年同期は0.4億円の黒字)に転落した。
 併せて、通期の同損益を従来予想の12.5億円の赤字→20億円の赤字(前期は300万円の黒字)に下方修正し、赤字幅が拡大する見通しとなった。赤字額は前期末の純資産を31.7%毀損する規模となった。

 会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した7-12月期(下期)の連結最終損益も従来予想の1.3億円の黒字→6.1億円の赤字(前年同期は2.3億円の赤字)に減額し、一転して赤字計算になる。

 直近3ヵ月の実績である7-9月期(3Q)の連結最終損益は4.3億円の赤字(前年同期は1.9億円の赤字)に赤字幅が拡大し、売上営業損益率は前年同期の-7.1%→-20.3%に急悪化した。

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