萩原電気HD、今期経常を一転28%増益に上方修正・最高益、配当も40円増額

配信元:株探
投稿:2023/11/10 13:20
 萩原電気ホールディングス <7467> [東証P] が11月10日後場(13:20)に決算を発表。24年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は前年同期比58.9%増の46.2億円に拡大した。
 併せて、通期の同利益を従来予想の60億円→82億円(前期は64.1億円)に36.7%上方修正し、一転して27.8%増益を見込み、3期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。

 会社側が発表した上期実績と通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益は前年同期比2.0%増の35.7億円に伸びる計算になる。

 業績好調に伴い、今期の年間配当を従来計画の145円→185円(前期は155円)に増額修正した。

 直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の連結経常利益は前年同期比45.4%増の20.9億円に拡大し、売上営業利益率は前年同期の3.1%→3.6%に改善した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
 当連結累計期間の業績予想につきましては、顧客の市況変化による一時的な設備投資抑制への懸念や、円高進行による影響等を想定していたものの、当第2四半期連結累計期間において顧客への販売が堅調に推移したことや円安の寄与等もあり売上・利益ともに好調に推移いたしました。 当第3四半期以降も、世界的な景気後退リスクなど先行き不透明な状況は続くものの、当第2四半期累計期間実績および昨今の業績動向を踏まえ、通期業績予想について上記のとおり売上高・営業利益・経常利益・親会社株主に帰属する当期純利益について上方修正いたします。 なお、当社は、2023年4月24日に発行した第三者割当による第3回新株予約権の権利行使により発行済株式数が増加しており、1株当たり当期純利益は、それぞれ発表時点において発行済株式数の増加を考慮して算出いたしております。上記の新株予約権の権利行使は2023年10月6日にすべて完了しており、2023年11月10日現在の当社の発行済株式総数は10,118,000株となります。

 当社は、連結配当性向30%を目途とし連結純資産配当率も勘案したうえで、安定配当をベースに業績に応じた利益配当を行うことを基本方針としております。この方針に基づき、当第2四半期連結累計期間の業績および「1.(1)2024年3月期の連結業績予想数値の修正(2023年4月1日~2024年3月31日)」に記載の通期業績の見通しを踏まえ、1株当たり配当金について、2024年3月期中間配当を60円から95円、期末配当予想を85円から90円、年間配当予想を145円から185円に上方修正いたします。期末配当予想90円には、東証・名証上場10周年記念配当10円を含んでおります。なお、当社は2023年4月24日に発行した第三者割当による第3回新株予約権の権利行使により発行済株式数が増加しております。当社の発行済株式総数は、2022年9月30日時点は9,018,000株、2023年   9月30日時点は10,065,200株となります。
配信元: 株探

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