コーセル、上期経常を63%上方修正・17期ぶり最高益、配当も9円増額

配信元:株探
投稿:2023/11/10 11:30
 コーセル <6905> [東証P] が11月10日昼(11:30)に業績・配当修正を発表。24年5月期第2四半期累計(6-11月)の連結経常利益を従来予想の27.5億円→44.9億円(前年同期は23億円)に63.0%上方修正し、増益率が19.4%増→94.6%増に拡大し、17期ぶりに上期の過去最高益を更新する見通しとなった。
 なお、通期の連結経常利益は従来予想の54.7億円(前期は52.7億円)を据え置いた。

 業績好調に伴い、今期の上期配当を従来計画の18円→27円(前年同期は15円)に大幅増額し、年間配当は47円になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
  当第2四半期累計期間における世界経済は、新型コロナウイルス感染症による行動制限が解け、経済活動の正常化が進展する一方で、インフレの長期化及び欧米諸国の政策金利引き上げ、為替変動など世界経済は先行きに不透明感を増し、不安定な状況で推移いたしました。 当社グループにおきましては、前連結会計年度の後半から部品材料の入手難が改善してきたことを受け、受注残の解消に向けた増産対応を継続しております。この増産対応により、第2四半期累計期間の売上高は連結・個別ともに前回公表予想を上回る見込みであります。利益面におきましても、売上高の大幅な増加と変動費比率の低下による収益力の向上に加え、為替による影響等もあり、前回公表の業績予想を大幅に上回る見込みであります。 なお、通期の業績予想および期末配当予想につきましては、現在策定中であり、2023年12月20日に予定しております第2四半期決算発表時に公表する予定であります。

  当社グループは、利益配分につきましては、経営の重要政策と認識し、収益力の拡充を図りながら業績に連動した配当を行っております。また、内部留保金につきましては、新製品開発及び研究開発投資、生産設備投資、自己株式の取得、業容拡大に向けた財務体質の強化などに充当していく所存であります。 2024年5月期の第2四半期末普通配当金につきましては、2023年6月19日付「2023年5月期 決算短信」にて1株当たり18円と発表しておりましたが、当上半期の業績を総合的に勘案し、予想比1株当たり9円増の27円とさせていただく予定であります。なお、期末配当予想につきましては、通期の業績予想と併せて、2023年12月20日に予定しております第2四半期決算発表時に公表する予定であります。
配信元: 株探

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