リブセンス、今期最終を一転27％増益に上方修正

　リブセンス <6054> [東証Ｓ] が11月9日大引け後(15:30)に業績修正を発表。23年12月期の連結最終利益を従来予想の4.6億円→6.8億円(前期は5.3億円)に47.8％上方修正し、一転して26.6％増益見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した7-12月期(下期)の連結最終利益も従来予想の1.6億円→3.8億円(前年同期は2.4億円)に2.3倍増額し、一転して56.9％増益計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　下記の投資有価証券売却益の計上により、親会社株主に帰属する当期純利益は当初予想を上回る見込みであります。売上高及び営業利益においては、アルバイト求人サイト「マッハバイト」において、主要顧客の取引拡大に向けた広告投資を行っており、顧客動向を踏まえて広告投資の方針を調整したことから、当初見込みに対して収益性が向上いたしました。また、競争入札型転職サービス「転職ドラフト」においては、一部の主要顧客にて採用方針の変更があった影響により、採用数及び売上高が当初見込みを下回っております。これらの結果、売上は当初予想を下回るものの、営業利益は当初予想を上回る見込みであります。特別利益（投資有価証券売却益）の内容（1）売却の理由：保有資産の有効活用を図るため（2）売却日：2023年11月7日～2023年11月9日（3）資産の種類：当社保有の上場有価証券1銘柄（4）売却益：91百万円（注）本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づいており、その達成を当社として約束する趣旨のものではありません。また、実際の業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。