三菱製鋼が一時11%高、売価転嫁や円安効果で9月中間期営業69%増益
三菱製鋼<5632.T>が前日比で一時11%を超す上昇となった。8日の取引終了後に発表した24年3月期第2四半期累計(4~9月)の連結決算は、売上高が前年同期比5.2%増の866億2000万円、営業利益が同68.9%増の28億7200万円となった。7~9月期の営業利益は同2.4倍となっており、利益拡大を評価した買いを集めた。建設機械や産業機械などの需要減少が響き、特殊鋼鋼材事業は減収減益となった。一方、ばね事業は国内や北米での売価転嫁の効果や、円安による換算影響があり大幅な増収となった。北米子会社での生産混乱の解消も寄与して、同事業の営業損益は黒字化した。
出所:MINKABU PRESS
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