ユニチカ、今期経常を一転赤字に下方修正

　ユニチカ <3103> [東証Ｐ] が11月9日午前(11:00)に決算を発表。24年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は前年同期比97.7％減の0.8億円に大きく落ち込んだが、従来の9億円の赤字予想から一転黒字で着地。
　しかしながら併せて、通期の同損益を従来予想の8億円の黒字→14億円の赤字(前期は10.6億円の黒字)に下方修正し、一転して赤字見通しとなった。

　会社側が発表した上期実績と通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常損益は14.8億円の赤字(前年同期は28.1億円の赤字)に赤字幅が縮小する計算になる。

　直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の連結経常損益は6.7億円の赤字(前年同期は10.8億円の黒字)に転落し、売上営業損益率は前年同期の1.8％→-3.7％に急悪化した。

株探ニュース