日金銭、今期経常を80％上方修正、配当も2円増額

　日本金銭機械 <6418> [東証Ｐ] が11月8日大引け後(15:30)に決算を発表。24年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は前年同期比5.9％増の17.5億円に伸び、従来の63.8％減益予想から一転して増益で着地。
　併せて、通期の同利益を従来予想の15億円→27億円(前期は12.6億円)に80.0％上方修正し、増益率が18.4％増→2.1倍に拡大する見通しとなった。

　会社側が発表した上期実績と通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常損益は9.4億円の黒字(前年同期は3.9億円の赤字)に浮上する計算になる。

　業績好調に伴い、今期の年間配当を従来計画の12円→14円(前期は10円)に増額修正した。

　直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の連結経常利益は前年同期比71.2％増の8.7億円に拡大し、売上営業利益率は前年同期の2.1％→9.3％に急改善した。

株探ニュース