日電波、今期最終を44％下方修正

　日本電波工業 <6779> [東証Ｐ] が11月8日大引け後(15:00)に決算(国際会計基準=IFRS)を発表。24年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結最終利益は前年同期比64.5％減の11.9億円に大きく落ち込んだ。
　併せて、通期の同利益を従来予想の39億円→22億円(前期は61.2億円)に43.6％下方修正し、減益率が36.3％減→64.1％減に拡大する見通しとなった。

　会社側が発表した上期実績と通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結最終利益は前年同期比63.6％減の10.1億円に大きく落ち込む計算になる。

　直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の連結最終利益は前年同期比47.0％減の10.3億円に落ち込み、売上営業利益率は前年同期の17.8％→9.4％に大幅低下した。

株探ニュース