オエノンHD、今期経常を17%上方修正、配当も1円増額

配信元:株探
投稿:2023/11/07 15:00
 オエノンホールディングス <2533> [東証P] が11月7日大引け後(15:00)に決算を発表。23年12月期第3四半期累計(1-9月)の連結経常損益は26.1億円の黒字(前年同期は7.9億円の赤字)に浮上して着地した。
 併せて、通期の同損益を従来予想の24億円の黒字→28億円の黒字(前期は6.4億円の赤字)に16.7%上方修正した。

 会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した7-12月期(下期)の連結経常損益も従来予想の2.9億円の黒字→6.9億円の黒字(前年同期は5.6億円の赤字)に2.3倍増額した計算になる。

 業績好調に伴い、期末一括配当を従来計画の7円→8円(前期は5円)に増額修正した。

 直近3ヵ月の実績である7-9月期(3Q)の連結経常損益は5.1億円の黒字(前年同期は7.2億円の赤字)に浮上し、売上営業損益率は前年同期の-3.7%→2.6%に急改善した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
  売上高につきましては、酒類事業において、物価上昇による消費者の生活防衛意識の高まりから価格を抑えたPB商品やRTDが予想を上回って推移していることなどにより、前回発表予想を上回る見込みに修正しております。 また、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益につきましても、酒類事業における売上高の増加に加え、想定より原料購入単価が抑制されたことによる製造原価の低減などにより、前回発表予想を上回る見込みに修正しております。※業績予想につきましては、発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は、今後様々な要因によって予想数値と異なる可能性があります。

  当社は、当社の業績、連結決算の状況、中長期的な収益状況、設備投資計画、適正な内部留保、配当性向などを総合的に勘案しながら、継続的・安定的な配当を行うことを基本方針としております。 令和5年7月28日公表の配当予想におきまして1株あたり7円としておりましたが、上記「業績予想の修正について」のとおり、利益面において前回発表予想を上回る見込みであることを踏まえ、令和5年12月期の期末配当金を1円増配し、1株あたり8円とすることを予定しております。※上記の期末配当予想は、現時点において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績等は今後様々な要因によって予想数値と異なる結果となる可能性がございます。
配信元: 株探

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