洋缶ＨＤ、上期経常は一転30％増益で上振れ着地

　東洋製罐グループホールディングス <5901> [東証Ｐ] が11月6日大引け後(16:00)に決算を発表。24年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は前年同期比29.8％増の206億円に伸び、従来の18.2％減益予想から一転して増益で着地。
　通期計画の250億円に対する進捗率は82.6％に達し、5年平均の72.8％も上回った。

　会社側が発表した上期実績と通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常損益は43.5億円の黒字(前年同期は21.3億円の赤字)に浮上する計算になる。

　直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の連結経常利益は前年同期比5.1倍の87.8億円に急拡大し、売上営業損益率は前年同期の-0.4％→3.1％に大幅改善した。

株探ニュース