<動意株・1日>(大引け)=日油、日電子、ワコムなど
日油<4403.T>=後場動意。この日、24年3月期の連結業績予想の見直しを発表。最終利益の見通しを284億円から325億円(前期比4.3%減)に引き上げた。医薬・医療・健康事業が堅調に推移しており、業績予想に織り込んだ。加えて、年間配当予想を4円増額し112円(前期比4円増配)としたほか、自社株買いと消却も発表。これらが売り方の買い戻しを誘ったようだ。同社は取得総数60万株(自己株式を除く発行済み株式総数の0.75%)、取得総額30億円を上限とする自社株買いを11月2日から24年1月31日まで実施する。また、200万株(発行済み株式総数の2.41%)について11月15日に消却する。
日本電子<6951.T>=8日ぶり急反発。31日の取引終了後、24年3月期第2四半期累計(4~9月)の連結業績に関し、最終利益が計画の30億円から73億円(前年同期比1.0%増)に上振れして着地したようだと発表。減益予想から一転、9月中間期は最終増益の形となり、業況を評価した買いを誘発した。9月中間期の売上高は650億円から685億円(同5.8%増)と、計画を上回る格好となったようだ。為替レートが想定よりも円安で推移したほか、原価改善も寄与した。通期の業績予想に関しては、今後の業績動向などを見極めながら、修正が必要と判断した場合には速やかに公表するとした。
ワコム<6727.T>=ストップ高。10月31日の取引終了後、24年3月期業績予想について売上高を1025億円から1090億円(前期比3.3%減)へ、純利益を33億円から39億5000万円(同2.2倍)へ上方修正すると発表。あわせて自社株買いの実施も発表し、これらを好感した買いが入った。テクノロジーソリューション事業の需要増加を見込むほか、想定為替レートの改定による影響を織り込んだ。同時に発表した4~9月期決算は、売上高が555億9100万円(前年同期比2.7%増)、純利益が38億400万円(同17.7%増)だった。自社株買いの取得上限は1300万株(自己株式を除く発行済み株数の8.41%)、または65億円。期間は11月1日から来年3月29日まで。
ミクリード<7687.T>=中段もみ合い離脱。同社は全国の個人経営の居酒屋や中小飲食店を対象に業務用食材を通信販売で提供するというユニークな業態で、脱コロナを背景とした人流回復で受注環境が急改善している。31日取引終了後、24年3月期業績予想の修正を発表、営業利益は従来計画の2億5000万円から3億円(前期比55%増)に上方修正しており、これを手掛かり材料に物色人気化した。時価総額50億円未満の小型株で信用買い残も枯れており、戻り売り圧力が限定的であることで小口の個人投資家などの追随買いを誘っているもよう。
元気寿司<9828.T>=ストップ高。31日の取引終了後、24年3月期第2四半期累計(4~9月)の連結決算発表にあわせ、通期の業績予想を上方修正した。最終利益の見通しを8億1000万円から18億4600万円(前期比82.2%増)に見直した。減益予想から一転して増益を計画する。配当予想も増額修正しており、ポジティブ視されたようだ。今期の売上高の見通しは582億円から604億4800万円(同10.7%増)に引き上げた。国内外ともに上期(4~9月)の売上高が想定を上回った。原材料やエネルギー価格の上昇による影響を保守的に見込んでいたこともあって、利益も上振れして着地した。年間予想は株式分割前のベースで年間40円(これまでの見通しは20円)とした。
イチケン<1847.T>=物色人気化で一気に年初来高値更新。同社は商業施設の新築工事や内装・改装工事を主力に手掛ける建設会社で、パチンコなどのレジャー施設を運営するマルハンが3割強の株式を保有する筆頭株主となっている。31日取引終了後、24年3月期通期業績予想の修正を発表、営業利益は従来予想の30億円から35億円(前期比31%増)に大幅増額しており、これが株価を強く刺激する格好となった。また、好決算を背景に今期の年間配当についても従来計画から10円上方修正し、110円(前期実績は100円)とすることも発表、人気を後押ししている。
※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。
出所:MINKABU PRESS
日本電子<6951.T>=8日ぶり急反発。31日の取引終了後、24年3月期第2四半期累計(4~9月)の連結業績に関し、最終利益が計画の30億円から73億円(前年同期比1.0%増)に上振れして着地したようだと発表。減益予想から一転、9月中間期は最終増益の形となり、業況を評価した買いを誘発した。9月中間期の売上高は650億円から685億円(同5.8%増)と、計画を上回る格好となったようだ。為替レートが想定よりも円安で推移したほか、原価改善も寄与した。通期の業績予想に関しては、今後の業績動向などを見極めながら、修正が必要と判断した場合には速やかに公表するとした。
ワコム<6727.T>=ストップ高。10月31日の取引終了後、24年3月期業績予想について売上高を1025億円から1090億円(前期比3.3%減)へ、純利益を33億円から39億5000万円(同2.2倍)へ上方修正すると発表。あわせて自社株買いの実施も発表し、これらを好感した買いが入った。テクノロジーソリューション事業の需要増加を見込むほか、想定為替レートの改定による影響を織り込んだ。同時に発表した4~9月期決算は、売上高が555億9100万円(前年同期比2.7%増)、純利益が38億400万円(同17.7%増)だった。自社株買いの取得上限は1300万株(自己株式を除く発行済み株数の8.41%)、または65億円。期間は11月1日から来年3月29日まで。
ミクリード<7687.T>=中段もみ合い離脱。同社は全国の個人経営の居酒屋や中小飲食店を対象に業務用食材を通信販売で提供するというユニークな業態で、脱コロナを背景とした人流回復で受注環境が急改善している。31日取引終了後、24年3月期業績予想の修正を発表、営業利益は従来計画の2億5000万円から3億円(前期比55%増)に上方修正しており、これを手掛かり材料に物色人気化した。時価総額50億円未満の小型株で信用買い残も枯れており、戻り売り圧力が限定的であることで小口の個人投資家などの追随買いを誘っているもよう。
元気寿司<9828.T>=ストップ高。31日の取引終了後、24年3月期第2四半期累計(4~9月)の連結決算発表にあわせ、通期の業績予想を上方修正した。最終利益の見通しを8億1000万円から18億4600万円(前期比82.2%増)に見直した。減益予想から一転して増益を計画する。配当予想も増額修正しており、ポジティブ視されたようだ。今期の売上高の見通しは582億円から604億4800万円(同10.7%増)に引き上げた。国内外ともに上期(4~9月)の売上高が想定を上回った。原材料やエネルギー価格の上昇による影響を保守的に見込んでいたこともあって、利益も上振れして着地した。年間予想は株式分割前のベースで年間40円(これまでの見通しは20円)とした。
イチケン<1847.T>=物色人気化で一気に年初来高値更新。同社は商業施設の新築工事や内装・改装工事を主力に手掛ける建設会社で、パチンコなどのレジャー施設を運営するマルハンが3割強の株式を保有する筆頭株主となっている。31日取引終了後、24年3月期通期業績予想の修正を発表、営業利益は従来予想の30億円から35億円(前期比31%増)に大幅増額しており、これが株価を強く刺激する格好となった。また、好決算を背景に今期の年間配当についても従来計画から10円上方修正し、110円(前期実績は100円)とすることも発表、人気を後押ししている。
※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。
出所:MINKABU PRESS
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