有機薬、上期経常が51％減益で着地・7-9月期は赤字転落

　有機合成薬品工業 <4531> [東証Ｓ] が10月31日大引け後(15:00)に決算を発表。24年3月期第2四半期累計(4-9月)の経常利益(非連結)は前年同期比51.1％減の2億4900万円に大きく落ち込み、通期計画の8億1000万円に対する進捗率は30.7％にとどまり、5年平均の46.0％も下回った。

　会社側が発表した上期実績と据え置いた通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の経常利益は前年同期比3.7倍の5億6100万円に急拡大する計算になる。

　直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の経常損益は8400万円の赤字(前年同期は1億1700万円の黒字)に転落し、売上営業損益率は前年同期の3.6％→-2.4％に急悪化した。

株探ニュース