大同特鋼、上期経常は12％減益で着地、株式分割に伴い配当予想を修正

　大同特殊鋼 <5471> [東証Ｐ] が10月30日昼(11:40)に決算を発表。24年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は前年同期比12.5％減の210億円に減り、通期計画の485億円に対する進捗率は43.5％にとどまり、5年平均の52.5％も下回った。

　会社側が発表した上期実績と据え置いた通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益は前年同期比14.1％増の274億円に伸びる計算になる。

　同時に、12月31日割当の1→5の株式分割に伴い、今期の年間配当を従来計画の230円→126円(前期は230円)に修正したが、実質配当は変わらない。

　直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の連結経常利益は前年同期比10.7％減の113億円に減り、売上営業利益率は前年同期の9.0％→7.5％に悪化した。

株探ニュース