モリト、今期経常を10％上方修正・最高益予想を上乗せ

　モリト <9837> [東証Ｐ] が10月13日大引け後(15:00)に決算を発表。23年11月期第3四半期累計(22年12月-23年8月)の連結経常利益は前年同期比14.1％増の19.9億円に伸びた。
　併せて、通期の同利益を従来予想の24.5億円→27億円(前期は23.4億円)に10.2％上方修正し、増益率が4.6％増→15.3％増に拡大し、従来の2期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した6-11月期(下期)の連結経常利益も従来予想の9.9億円→12.4億円(前年同期は11.2億円)に25.2％増額し、一転して10.5％増益計算になる。

　直近3ヵ月の実績である6-8月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比1.1％増の5.3億円となったが、売上営業利益率は前年同期の3.9％→3.9％とほぼ横ばいだった。

株探ニュース