日ケミコン、上期最終を赤字拡大に下方修正、対純資産で47％の赤字、通期も減額

　日本ケミコン <6997> [東証Ｐ] が10月10日大引け後(15:00)に業績修正を発表。24年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結最終損益を従来予想の130億円の赤字→240億円の赤字(前年同期は5.1億円の赤字)に下方修正し、赤字幅が拡大する見通しとなった。赤字額は前の期末の純資産を47.4％毀損する規模となった。
　上期赤字拡大に伴い、通期の連結最終損益も従来予想の95億円の赤字→205億円の赤字(前期は22.7億円の黒字)に下方修正し、赤字幅が拡大する見通しとなった。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　上記「１．特別損失の計上」に記載したとおり、独占禁止法関連の特別損失111億52百万円を計上したことなどにより、2023年８月３日に公表しました第２四半期（累計）連結業績予想及び通期連結業績予想を上記のとおり修正いたします。※本資料に記載されている業績予想は、本資料の発表日現在における将来の見通し、計画のもととなる前提、予測を含んで記載しております。実際の業績は、今後様々な要因によって本資料に記載した予想とは異なる可能性があります。