◆ “150円到達”も、その後は“乱高下”…
もう少し時間がかかると思ったが…。
予想を上回る「米Jolts求人件数」を背景に、“労働市場ひっ迫→賃金上昇→インフレ長期化”との思惑が再燃しました。
この影響から米10年債利回りは“4.80%”へとさらに上昇し、そしてドル円は到頭“150円突破(150.151円)”へと駆け上がりました。
ところがその後は“147.380円”へ急落し、しかしすぐさま“149円台”へ押し戻されるという、かなり“荒い展開”となりました。
『為替介入についてはコメント控える』と鈴木財務相・神田財務官は相次いで発言していますので、「円買い介入」が行われたかは定かとはいえません。
ただ「レートチェック」を含めて、「何某かの動き」が行われたというのはほぼ間違いないといえそうです。
◆ “頭打ち→反落”となるかは微妙だが…?
そうなると“頭打ち→反落”となるかは微妙ではあるものの、上値追いに関しては“目先ブレーキがかかりやすい”と見るべきでしょう。
そして米10年債利回りの上昇が止まらない以上は、“金利選好→ドル買い”の流れは変わらないと見るのが自然ということになります。
このため再度の“上値トライ”は致し方ないと考えますが、ただ“上値メド”としての機能は一定以上は残る…?
少なくとも目先に関しては、昨日に続いて“もう少し時間がかかる”との見方を続けたいところです。
すでに昨日、到達してしまっていますが…。
◆ ドル円 抵抗・支持ライン
※ボラティリティが拡大していますので、いつもより値幅を拡大しています。
151.952(22/10/21高値、大台)
151.633(ピボット2ndレジスタンス)
151.000(大台)
上値5:150.344(ピボット1stレジスタンス)
上値4:150.151(10/3高値《年初来高値》、+2σ)
上値3:150.000(大台)
上値2:149.497(10/3高値後の76.4%戻し)
上値1:149.191(+1σ)
前営業日終値:149.055(大台)
下値1:148.699(10/3安値後の押し目)
下値2:148.588(10/3安値後の38.2%押し、日足・一目均衡表転換線)
下値3:148.358(10/3安値後の50%押し)
下値4:148.238(20日移動平均線)
下値5:148.127(10/3安値後の61.8%押し)
148.000(大台)
147.573(ピボット1stサポート)
147.321(9/21安値、10/3安値、日足・一目均衡表基準線、-1σ、9/1~10/3の50%押し水準)
147.001(9/13-14安値、大台)
146.851(8/7~10/3の38.2%押し)
146.515(9/1~10/3の61.8%押し)
146.441(9/12安値)
《11:10》
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