アズビルが10日ぶり反発、上期業績の計画上振れと自社株消却を好感

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2023/10/02 13:35
 アズビル<6845.T>が10日ぶりに反発している。9月29日の取引終了後、第2四半期累計(4~9月)連結業績予想について、売上高を1293億円から1308億円(前年同期比8.1%増)へ、営業利益を97億円から117億円(同43.0%増)へ、純利益を76億円から108億円(同78.5%増)へ上方修正したことが好感されている。

 各主要事業における採算性が向上していることに加えて、ビルディングオートメーション事業の堅調な市場環境に対応するため、下期業務負荷低減を勘案した改修案件とサービス分野での工期の前倒しなどの施策を実施したことが寄与した。また、為替レートが想定より円安に推移したことによる為替差益の発生や、受取損害賠償金の計上があったこともプラスに働いた。

 同時に、10月31日付で自社株219万2700株(発行済み株数の1.53%)を消却すると発表した。なお、消却後の発行済み株数は1億4150万8184株となる予定だ。

出所:MINKABU PRESS
配信元: みんかぶ

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