扶桑電通、今期経常を19%上方修正、配当も8円増額

配信元:株探
投稿:2023/09/25 15:00
 扶桑電通 <7505> [東証S] が9月25日大引け後(15:00)に業績・配当修正を発表。23年9月期の経常利益(非連結)を従来予想の10.6億円→12.6億円(前期は5.4億円)に18.9%上方修正し、増益率が94.9%増→2.3倍に拡大する見通しとなった。

 会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した4-9月期(下期)の経常損益も従来予想の3.5億円の赤字→1.5億円の赤字(前年同期は3億円の赤字)に上方修正し、赤字幅が縮小する計算になる。

 業績好調に伴い、今期の年間配当を従来計画の57円→65円(前期は20円)に増額修正した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
  売上高につきましては、主にオフィス部門において前回予想を上回る見込みとなりました。利益につきましても、売上高の増加に加え、ネットワーク部門を中心として、原価率の更なる低減が見込まれる状況となったことから、営業利益、経常利益、当期純利益ともに前回予想を上回る見込みとなりました。

  当社は、株主の皆様への利益還元を経営の最重要課題と位置付け、経営基盤の強化と今後の事業展開に必要な内部留保の充実を勘案した上で、業績に応じた利益還元と安定的な配当を継続的に実施することを基本方針としており、株主の皆様に対する利益還元につきましては、業績に応じた利益還元として配当性向35%程度を目安に配当を実施することとしております。  2023年9月期の期末配当につきましては、上記の基本方針ならびにこの度の業績予想の修正を踏まえ、1株当たり特別配当を35円00銭に修正し、普通配当10円00銭を含め45円00銭の予想に修正いたします。 (注) 上記の業績予想は、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は、今後の様々な要因によって予想数値と異なる結果となる可能性があります。
配信元: 株探

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