◆ 想定よりも“タカ派寄り” - FOMC
注目のFOMCは「2会合ぶりの据え置き」となり、「11月or12月の0.25%利上げ」の可能性も残りました。
いずれも“想定通り”といえますが、ただ「来年見通し(前回時は計1.0%:0.25%換算で4回利下げ)」が想定以上に引き上げられました。
“0.50%引き上げ(0.25%換算で年2回利下げ)”は“想定(0.25%引き上げ)”を上回るものであり、これが“タカ派寄り”としてマーケットにサプライズ感をもたらしました。
米10年債利回りは“急上昇(4.31%→4.40%)”となる中、ドル円は“年初来高値更新(148.345円)”を見せ、本日に入ってから“さらに更新(148.457円)”を演じるに至っています。
◆ ただ「円買い介入」との綱引きとなるだけに…?
「日米金利格差拡大に安心感」をもたらす要因といえるだけに、そういう意味では“もう一段のドル買い”が進行してもおかしくない状況といえます。
特に明日の「日銀会合」では“金融政策正常化”に向けた動きが鮮明となる可能性はそう高くないと見られるだけに、“もう一段の円売り”が進行する可能性も否めないところです。
ただ“過度な変動”ともなれば、「円買い介入」がいつ発動されてもおかしくない状況でもある…?
基本的には“もう一段の上値模索”を想定していますが、その歩みは“比較的ゆっくり”であり、場合によっては“利益確定売り”を挟みながらといった展開を想定したいところです。
◆ ドル円 抵抗・支持ライン
※ボラティリティが拡大していますので、いつもより値幅を拡大しています。
151.000(大台)
150.000(大台)
149.701(22/10/24高値)
149.502(ピボットハイブレイクアウト)
149.082(22/10/25高値)
149.000(大台)
上値5:148.923(ピボット2ndレジスタンス)
上値4:148.836(22/10/31-11/1高値)
上値3:148.746(+2σ)
上値2:148.631(ピボット1stレジスタンス)
上値1:148.441(22/11/3-4高値)
前営業日終値:148.338
下値1:148.000(大台)
下値2:147.901(+1σ)
下値3:147.768(ピボット1stサポート)
下値4:147.474(9/20安値、9/11~9/20の38.2%押し)
下値5:147.331(9/15安値)
147.120(9/11~9/20の50%押し、日足・一目均衡表転換線、20日移動平均線、ピボット2ndサポート)
147.001(9/13-14安値、大台)
146.854(9/1~9/20の38.2%押し、9/11~9/20の61.8%押し、ピボットローブレイクアウト)
146.441(9/12安値、日足・一目均衡表基準線、9/1~9/20の50%押し)
146.211(-1σ)
146.000(大台)
145.895(9/11安値、9/1~9/20の61.8%押し)
《10:55》
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