中発条が急伸で7カ月半ぶり年初来高値更新、トヨタ系自部品株人気で見直し急◇
中央発條<5992.T>がマドを開けて大陽線を形成、一時5.8%高の826円と値を飛ばし2月2日以来約7カ月半ぶりに年初来高値を更新した。トヨタ系列の自動車部品会社が軒並み人気化の経緯をたどっており、相対的に出遅れていた同社株にも物色の矛先が向いている。同社は自動車用ばねを手掛けるが、筆頭株主であるトヨタ自動車<7203.T>向けの売上比率が約6割を占めている。半導体不足解消に伴う自動車生産の回復を追い風に、業績も24年3月期は本業のもうけを示す営業利益が前期比3.7倍の13億円予想と急拡大する。PBRは0.3倍前後と依然として超割安圏にあり、水準訂正狙いの買いを引き寄せている。
(注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。
出所:MINKABU PRESS
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