多様な基材に多彩な表現。これからのサイングラフィックス市場を牽引するUVプリンタ UCJV330シリーズを発表

配信元:PR TIMES
投稿:2023/09/19 18:18
~「UVはMimaki」高画質・高速のフラッグシップモデル~

 産業用インクジェットプリンタ、カッティングプロッタ、3Dプリンタを手掛ける株式会社ミマキエンジニアリング(本社/長野県東御市、代表取締役社長/池田 和明)は、サイングラフィックプリント用途に向けて、生産性と画質を従来機より大幅に向上させた多用途のUV-LED方式Roll to Roll インクジェットプリンタ「UCJV330シリーズ」の発売を発表し10月下旬より全世界で販売開始いたします。



 当社は2004年に世界初となる白インク搭載UVインクジェットプリンタを発売以来、UVプリント技術を追求し、より高品質・多用性をお客様に届けるために製品づくりを続けてきました。この度、当社のフラッグシップモデル「330シリーズ」の高生産性と高品質に当社のUVプリント技術を融合させ、生産性と画質を従来機から大幅に向上させた「UCJV330シリーズ」を完成させました。

 サイングラフィックス市場では屋外広告看板や車両グラフィックにポリ塩化ビニル(以下、塩ビ)製のシートにインクジェットプリンタで印字された媒体が多く使用されておりますが、近年、地域の景観条例により屋外広告の掲示が制限されたり、環境問題への対応から塩ビシートの利用が制限され始めております。今後、広告看板は掲示場所の変更(屋内の壁・窓及び床)への対応が必要となったり、塩ビシート以外の媒体への切り替えが必要になると見込まれます。

 当社のUCJV330シリーズは基本カラーインクに加え白インクとクリアインクを標準搭載しており、一般的な屋外広告に使用される白いシートのみでなく、乳白(半透明)・透明・下地色付きのシートに様々な表現でプリントできます。またシートの種類も塩ビに加えPET, PU(ポリウレタン)などの樹脂フィルム、布、紙(非コート紙含む)など、幅広い基材にプリントが可能です。
 さらにUVプリントは印字後インクの乾燥時間を必要とせず、プリント後即ラミネートやカットなどの後加工ができるため、UCJV330の生産性と組み合わせることで、その日受けた仕事を短納期で仕上げられることにより、お客様のビジネスの成長と多様化をサポートします。

UCJV330シリーズの特長
 1. 画質と生産性が大幅に向上。MimakiのUVプリント技術の結集により高速度帯でも高画質を実現
 2. 意匠性を拡げるクリアインクで付加価値の高いプリント成果物の制作が可能。さらに2.5Dプリントと透かしプリント機能を追加
 3. 最大5層プリントに対応し用途の幅と成果物の付加価値が拡大
 4. プリント後乾燥時間が不要なUV硬化インクとプリント後カット機能を搭載。店舗装飾、ポスター、ラベル、ステッカー、ポップ等、豊富なアプリケーション

 高画質UV Roll to Roll インクジェットプリンタ「UCJV330シリーズ」はサイングラフィックス用途で、多用途・多彩にお客様のビジネスをサポートします。本体価格はUCJV330-130(130cm幅)338万円(税別), -160(160cm幅)358万円(税別)で年間1,000台の販売を見込んでおります。

 UCJV330シリーズの発売と同時に、当社はクラウド型プリンタステータスモニターツール「PICT」を当社プリンタ製品をご使用のお客様向けにウェブサイトからのダウンロードによる提供を開始いたします。「PICT」は離れた場所からでもPCやモバイル端末でお客様のプリンタの稼働状況や実績を見える化することで、お客様のプリント業務効率の向上と運用管理をサポートします。

PICTの特長
 1.当社ウェブサイトからのダウンロードによる提供。PCとモバイル端末からWebブラウザで利用可能。
 2.保有している全プリンタの稼働状況が視覚的に分かり、仕事の効率が向上。
 3.プリンタの稼働とインク使用量実績が1台ごと及び指定グループで可視化され、メンテナンス計画、インクの在庫管理、生産計画の立案に役立つ。

 ミマキエンジニアリングでは、『新しさと違い』を経営ビジョンに掲げ、常に新たな技術革新を目指し、お客様が求める「美しさと速さ」の実現を追求し続けてまいります。

◎主な特長
1.画質と生産性が大幅に向上。MimakiのUVプリント技術の結集により高速度帯でも高画質を実現
  -新開発のインク吐出技術(特許出願中)で高速出力モードでも高濃度部の色ムラを軽減

2. 意匠性を拡げるクリアインクで付加価値の高いプリント成果物の制作が可能。さらに2.5Dプリントと透かしプリント機能を追加
  1. クリアインク:カラーインク上にグロス(ニス引き)プリントや透明フィルムにマット(艶消し)

  2. 2.5Dプリント:デザインに凹凸を追加することでリアルな質感をプラス

  3. 透かしプリント:後方光源を当てることで2次画像のシルエットが浮かび上がります

3.最大5層プリントに対応し用途の幅と成果物の付加価値が拡大
  1. 2層プリント - カラー版に白版またはクリア版を重ねることで、色付きフィルムや透明フィルム上に鮮やかに表現します。(上記図3, 4)
  2. 3層プリント -白版を同じ絵柄のカラー版で挟むことで、昼光と後方光源照射時の表現色を保ちます。電飾看板の制作に付加価値を与えます。

  3. 4層プリント -白版の前後にデザイン色が異なる同型カラー版を挟むことで、昼夜違った表現の電飾看板を制作できます。

  4. 5層プリント- 白版の前後に異なるデザインのカラー版と遮光版を挟むことで、外側と内側で違うデザインのウィンドウサインを1枚で制作できます。

4. プリント後乾燥時間が不要なUV硬化インクとプリント後カット機能を搭載。店舗装飾、ポスター、ラベル、ステッカー、ポップ等、豊富なアプリケーション
  -プリントとカット1台2役。メディア押さえローラー圧力をプリントからカットモードで自動切換え。切り替える手間が無い上に仕上がりが高品質

5.クラウド型プリントステータスモニターツール「PICT」
  1. プリンタの稼働状況を視覚的に表示し、空いているプリンタが一目で分かる

  2. プリンタの稼働とインク使用量実績をプリンタ1台ごと及びグループ単位で可視化。


◎主な仕様


配信元: PR TIMES

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