ＳＣＡＴ、5-7月期(3Q)経常は12％減益、今期配当を1円増額修正

　ＳＣＡＴ <3974> [東証Ｓ] が9月12日大引け後(15:05)に決算を発表。23年10月期第3四半期累計(22年11月-23年7月)の連結経常利益は前年同期比9.0％減の1億8300万円に減ったが、通期計画の2億3700万円に対する進捗率は77.2％となり、5年平均の77.7％とほぼ同水準だった。

　会社側が発表した第3四半期累計の実績と据え置いた通期計画に基づいて、当社が試算した8-10月期(4Q)の連結経常利益は前年同期比2.5倍の5400万円に急拡大する計算になる。

　同時に、今期の年間配当を従来計画の9.5円→10.5円(前期は8.5円)に増額修正した。

　直近3ヵ月の実績である5-7月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比12.3％減の5700万円に減り、売上営業利益率は前年同期の9.8％→8.5％に悪化した。

株探ニュース