住友不など不動産株に売り膨らむ、日銀総裁のマイナス金利巡る発言が重荷◇
住友不動産<8830.T>や三井不動産<8801.T>、三菱地所<8802.T>など不動産株に売りが膨んだ。東証の業種別指数で「不動産業」は下落率トップとなっている。読売新聞電子版が9日、日本銀行の植田和男総裁が単独インタビューに応じ、短期金利をマイナス0.1%とするマイナス金利政策の解除のタイミングについて、「経済・物価情勢が上振れした場合、いろいろな手段について選択肢はある」と回答したと伝えている。これを受け、市場ではマイナス金利政策の早期解除観測が台頭。金利上昇が業績にネガティブな影響をもたらすとみられている不動産株の重荷となったようだ。
(注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。
出所:MINKABU PRESS
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